私はこう考えてたと伝える!相剋の相手と良い関係を築くポイント4

相手の話を”知った”後に、非常に重要な行動がある。それは、

 私はこういう風に考えてた(思ってた)

と伝える。言葉にして伝える、これが大事。

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私はこう考えてたと伝える

相手の話を知った後に、自分の考え・思いを伝えるのには、2つの効果がある。

一つは、文字通り、あなたの考えを知ってもらうこと。しかも、”相手の話を知った後で”伝える。これが効果が高い。その理由は下で詳しく書いているので、そちらで納得して。

2つめの効果、それは、相手の話を知った後にあなたが何も言わなかったら、相手は、
“あなたは自分(相手のことね)の言ったことを理解してくれた、分かってくれた”
と”勝手”に思ってしまう。

そしてその後、あなたが相手の考えに沿った行動をしなかったら、
 “この前、分かってくれたんじゃないん?
 なんで、そんな風にするんだ(考えるの)?”
と一方的に非難する。

だから、きちんと伝えて、この非難を防ぐ必要がある。

相手からの反論

そして、伝えたときに大事なのは、

相手は”そうじゃない”、”あなたは違う”と言ってくる

と思っておくこと。特に最初の頃は、まず確実に言ってくるから。

こう言われたときに、間違っても”どうして分かってくれないの?”と感情的になってはダメ。これまでの苦労が水の泡。

そうではなくて、

“納得できないかもしれないけど、私がこう考えているのは分かってくれた?”

こう切り返そう。

こう言っても多くの場合、”分かったけど、それは違う”などと再び否定されるかもしれない。でも、一回目と何かしら言葉が変わってることがある。そうしたら大成功! 深追いはせず、にっこり笑おう。

もし変わってなくても大丈夫。あなたの行動が変われば、あなたが手に入れる結果は必ず変わってくる。大丈夫、安心して。

この変化は誰にだって起こるもの

こういう態度の変化は人間に必ず起こるもの。それは人間の本能的だから。

ちょっと想像してほしい。自分の言ったことに対し、

  • いつも”それは違う”、”こうしたほうがいい”と意見ばっかり言って、自分(の言うこと)を全然認めてくれない相手
  • “あなたはそういう風に考えるんだ、なるほどぉ”と言ってくれる相手

あなたはどちらの人間に傍にいてもらいたい?

自分を成長させるためにも、意見を言ってくれる人間がいい!という人もいるかもしれない。けど、そういう人は少数派だと思う。誰ひとりとして認めてくれる人がいない環境って、普通の人は耐えられないよね。

あなただって、自分を認めてくれる相手が見つかったら、その人には傍にいて欲しいと願わない?

だから、その人を失わないように、今度は自分も相手を理解しようとする。

もう、これ、人間の本能なわけ。だから、行動の変化は必ず起こるの!

素直じゃない大人は変化に時間がかかる

ただ、変化は必ず起こるんだけど、相手によって、変化が起こるまでの時間と、変化の大きさが異なる。特に大人になると、素直じゃなくなったり、余計な感情が邪魔するから、変化するまでに時間がかかる。

相手の考えは分かった。だけど、すぐ行動を変えたら、なんとなく負けたような気分になる。だから、なかなか態度を変えないという人が多いはず。特に男性に多いんじゃないでしょうか?

なにを隠そう、自分だって、かみさんから指摘されたときには、頭ではかみさんの言ってることが正しいと思っていても、なんとなく従いたくない気分になるタイプ。

だけどね、そういう余分な感情が邪魔しなければ、自分を理解してくれる相手の言うことは、理解しようとする、相手の望むことをしてあげようって思うんだよ、人間って。

まとめ

相手の話を”知った”後に、

 私はこういう風に考えてた(思ってた)

と伝える。言葉にして伝える、これが大事。

相剋の相手と良い関係を築く方法
  1. 相剋の相手とよい関係を築く5つのポイント
  2. 納得できないことはあると割り切る
  3. 相手の話す内容を知る
  4. “違う”と”説得”は厳禁!
  5. “私はこう考えてた”と伝える (このページ)
  6. 関係が良くなっても要求は抑え気味に

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