結婚後に後悔しないために
理想の結婚相手の条件を考える前に
あなたの理想の生活、理想の家庭像を書き出そう
このページ、かなり長いですけど、読んでもらえれば非常に納得してもらえると思います。試しに数人の既婚女性に読んでもらいましたが、結構驚いてました。そうなんだってぇ、と。(旦那のお子さんとの接し方に不満を抱いている奥さん、多いみたいです)
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結婚後に”こんなはずじゃぁなかった”と後悔する理由
“こんなはずじゃななかったんだけど…”と後悔する理由、それは、あなたの理想が実現されていないから。
結婚相手を探すとき、あなたは相手にどんな条件を望みますか?
年収、職業、長男/次男、持家/賃貸、将来親と同居する/しないなどの条件から、優しい、頼りがいがある、家庭を大事にするなどの性格などでしょうか。
今、あなたの条件にピッタリ一致した相手が見つかり、めでたく結婚できたとします。あなたの結婚後の生活は幸せになるでしょうか?満足できるものになるでしょうか?
あなたの思い描いた条件にピッタリ一致しているのですから、幸せになれるに決まってる!とお考えになる方が多いかもしれません。
し、か、し、ほとんどの場合、悪くないんだけど、良くもない、になります。結婚生活が長くなるにつれ、ほんとはこんな生活が良かったんだけどなぁ、と感じるようになります。
それは、その生活は幸せかもしれないけど、あなたの理想の生活とはズレているから。あなたの理想が実現されていないからです。
20年、30年生活していれば、すべての人は、理想の生活像、理想の家庭像が出来上がっています。人によって強く意識する/しないの差はありますが。
このため、たとえ無意識でもあなたの理想と現実にズレが生じていると、満たされない感により、なんかなぁ…となってしまいます。
そして、なぜズレるか?それは、条件がビッタリ一致した相手は、あなたの理想の生活・家庭を実現する資質がないんです。ここでいう資質とは、能力というわけではなく、価値観=理想です。
つまり、あなたの理想の生活像・家庭像が相手の理想の生活像・家庭像と一致していないから、あなたの理想の生活は実現されないんです。
結婚前に理想を伝えても実現しない
それじゃぁ、条件の一致した相手に、結婚前に自分の理想の生活、家庭像を伝えて、共感・共有してくれればいいじゃないかと考えるかもしれません。
しかし、これ、残念ながらほとんど効果ありません。なぜか?
反対にお聞きします。あなたが”この人、自分の条件にピッタリ!”と感じた相手が、理想の生活、理想の家庭像をあなたに伝えたとします。その理想は自分の理想とはどことなく合っていません。このとき、あなたは”私はこんなのが理想なんだ”と相手と異なる意見を伝えられますか?
おそらく”いいですねぇ”と答えるはず。だって、条件ピッタリのこの人を逃したら、次同じような人が現れる保証はない!という気持ちが現れるから。その場は妥協するんです。自分の理想を隠すんです。
そして、結婚した後、やはりなんか違うと感じてしまうんです。
休日の過ごし方が不一致だと
例えば休日の過ごし方。
もしあなたが結婚後、休日は家族でショッピングに行ったり、連休が取れたときには旅行に行ったりする家庭がいいなぁと思っているのに、出不精の相手を選んでしまうと、”休日になったら家でゴロゴロして、何しとん!?”と不満が溜まってきます。(特に出不精の旦那を持つと)
反対に、休日はどちらかといえば家でまったりしたい派が、完全アウトドア派の相手を選んでしまうと、休日はすれ違いになります。最悪の場合、相手が浮気してしまうかもしれません。だって、外に出れば、趣味のあう同性・異性と楽しい時間を過ごせるのですから。(特に男性の場合、共通の趣味を持ったノリのいい女性と長い時間を過ごしていれば…)
実際、休日の過ごし方の不一致が原因で、離婚してしまったというケースがあります。私の知り合いのご夫婦です。
具体的な話はこちらから
このように、結婚後の休日の過ごし方一つとっても、理想がズレていれば、不平不満が溜まっていくんです。
結婚後に後悔しないために
それじゃぁ、どうすればいいか?
まず最初に、結婚後、どんな休日を過ごしたいか、家族の時間を持ちたいか、将来チャンスがあればどういう所に住みたいかをはっきりさせます。コツは、とにかく具体的に。頭の中に映像が浮かんでくるくらい。そして、それをノートか何かに書き出しましょう。
それから、初めてその希望、夢を実現するのを支援してくれる相手の条件を考える。この順番が大事なんです。
この順番を守って出した条件に合う相手だと、あなたの理想の生活・家庭を実現してくれます。
“いい旦那(奥さん)なんだけど、な~んか違う。満たされない”という釈然としないモヤモヤを避けることができます。”こんなはずじゃなかったのに”という不平不満を抱いたまま生活することを防げるのです。
休日の過ごし方の不一致で、離婚してしまったという実例
これは、私の知り合いのご夫婦に起こった実際のお話です。
旦那は身長高くて、めちゃイケメンで、それでいて性格はさっぱり気さくな男。彼の結婚が決まったときには、職場の女性から悲鳴があがったそうです。で、実家は(そこそこの)資産家。正直腹立ちました。そこまで条件揃えるじゃねぇ!って。
でも、性格いいんです、僕からみても…
そして奥さんも非常にさばさばして明るくて気さくな女性で、一度ご夫婦にお会いしたときも仲良さそうでした。
ところが、久しぶりに旦那に会うと、”離婚した”と。離婚の原因の一つは、なんと休日の過ごし方の違い。
旦那は、夏サーフィン、冬ボード、季節のいいときはツーリング、バイクいじりも大好き、気の合う仲間とワイワイやるのが大好きという完全アウトドア派。休日家にじっとなんてしていません。
一方、奥さんは結婚前はアクティブに外で趣味を楽しんでいたらしいのですが、結婚後はなぜかインドア派。
その結果、休日一緒に行動する、一緒に時間を過ごすことがどんどん減っていって。
そして、一緒にいる必要性を感じられなくなり、平穏に別れてしまったらしいのです。お前(あんた)の顔やこ、見とうもないわぁ!出ていけぇ!!!なんて修羅場に発展することもなく、静かに…
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